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起業・副業が人生100年時代に大切な理由。

起業や副業って、みんながやる必要あるのかな?
向いている人だけでいいんじゃない?

コーチ・コンサル・セラピストの仕事をしていると、

「いいですね、私も○○さんみたいになにかビジネスしたい!」って

憧れられたり、相談されたりすることがあると思います。
その時に、なんて答えていますか?
起業するって、楽しいことばっかりじゃない。地道な作業も根気もいる。それなりにコストもかかる…。
でも、魅力もいっぱいある。

結論から言うと、
人生100年時代に自分らしく、一生自由に楽しく生きていくのに起業は最高におすすめです。

人生100年時代は、後で説明しますが80歳くらいまでは働くことが理想です。
でも、あなたの今の仕事は80歳までできる仕事でしょうか?
または、能力があるとしても、定年を迎えて会社の方が契約を続けたくないと言えば…そこまでですよね。

その点、起業することは、自分で価値を作り収入を生み出せることです。はじめは慣れないかもしれませんが、世の中で解決されていない困りごとを見つけてはサービスを生み出す基本的な方法が理解できれば、いくらでも価値を生み出して収入を作れます。
自分で収入を作れるなら、定年やリストラに怯える必要はありません。

そんな訳ですから、皆さんチャレンジしたほうがいい。『自分で価値を生み出し収入を得る』方法を学んだほうがいいです。今度、「起業したいな」と言われたら、ぜひ、「やるといいよ!」と勧めてあげましょう。

これまで、起業の魅力や必要性をうまく説明できなくて、歯切れの悪い返事しか出来なかった方のために。

『起業・副業が人生100年時代に大切な理由。』のテーマで書きました。

目次

人生100年時代って誰が言い出したの?

『100年時代』
この言葉は、心理学の専門家で組織論学者のリンダ・グラットン氏が自分の著書の中で提唱したことから広がりました。本のタイトルは『ライフシフト 100年時代の人生戦略』2016年に発売されました。日本では37万部以上。全世界では、300万部以上売れて、今でも紹介される大ベストセラー。

すごくカンタンに説明すれば、『今後は、ヒトが100年生きられることが増えるから、「人生80年」気分で人生設計してきたのなら、変更しないと、お金も幸せも保てないよ!しかも、世代によって対策が違うから、お手本にするヒト間違えないようにしないと大変なことになりますよ!3つの世代に分けてアドバイスするから読んで実践して備えてね!』という内容です。

もちろん、この本が出る以前にも、社会学者さんなど、専門家は気づいて研究していたと思います。ですが、一般の人にも広がったのはこの本以降ですね。

人生100年時代は何が変わるの?

それでは、人生100年時代は、これまで想定していた人生とは何が違うと『ライフシフト』に書かれているかを見ていきましょう。

☆70代、さらには80代まで働かなくてはならない

まず、60代で仕事を辞めたのでは、預貯金など手持ちの資産だけでは100歳までの生活費が賄えない人が多いでしょう。70代は当たり前、理想としては80代まで働く必要があります。40年間も、何して時間潰すの?と思えば資金があったとしてもできるだけ長く働いていたいところです。

☆新しい職種が登場し、手持ちのスキルだけでは生き残れない

でも、ここで課題がひとつあります。時代はどんどん進むわけです。そうすると、新しい職種が登場してきます。古い職種の中には廃れていくものもあるでしょう。10代、20代の頃に身に着けたスキルだけでは働きたくても仕事がない!ということがおきるでしょう。学校を卒業した後も、時代を読んで学び続け、スキルアップを図る必要があります。それが次の項目です。

☆教育→仕事→引退という3ステージの人生が崩壊する

20世紀…昭和生まれの人の人生設計は、
『学校で学び、仕事をして、リタイアして余生を楽しむ』というのが基本イメージだったと思います。ところが、その途中で計画変更しなければいけなくなりました。これからは、『生涯学び、できるだけ長く元気に働きつつ、リタイアを待たずに同時進行で人生をエンジョイする』というのがデフォルトです。リンダ・グラットン氏はこれを、『3ステージ制からマルチステージ制へ』と表現しています。(後ほど話します)

☆変化を経験する機会が増えるため、選択肢をもっておくことの価値が増す

単純に一世紀生きる、と聞いただけでも変化が多そうですよね。具体的には、昨今のウイルス騒動による行動制限、気候変動による災害、金融や経済や社会情勢の浮き沈みで会社が無くなる、業種そのものが無くなる、政治が変わる、場合によっては国が無くなることも…。少なくとも、地元の市町村が合併して違う都市になっちゃった、くらいは日本でもよくありますよね。長いということは、健康面でも途中でなにが起こるかわからない。家族構成だって増えたり減ったり色々あることでしょう。

そんな変化に対応していくには、「コレしか無い!ココしか無い!こうしかできない!」みたいな一択しか無い生き方よりも、プランB、プランC、コレが駄目ならアレがある、人生道にでもなる♪みたいな感じで、柔軟で多様な選択肢を持つことの価値が高いとグラットン氏は述べています。

☆子育て後の人生が長くなることで、家庭と仕事の関係が変わる

20歳で産んだ子が成人するのが40歳。人生50年だった江戸時代には、残り10年なんてどーにでも過ごせたでしょう。でも100年時代は?たとえ30歳で子育てスタートしても…残り期間は、それまでと同じだけの50年残っている。何もせずに過ごすという訳にもいかないから、働こうか?と思ったとしても、ここで問題が発生します。働き続けている人でも、時代遅れにならないようにスキルアップの学びが必要なのに、20年近く子育てに専念なんてしていたら?そこからの社会復帰は大変そうですよね。
そして、夫婦関係。「お父さん、お母さん」みたいな、子供を挟んでの関係性に陥っちゃっていると、子供が育った後に一緒にいる理由を再構築することになるでしょう。
子育ては大切ですが、あまり子供中心になりすぎるのは危険です。その後の人生も見据えて、仕事や家庭の設計をしないと、子供が巣立った後に色々問題が起きそうです。

☆老いて生きる期間ではなく、若々しく生きる期間が長くなる

これも、想像しやすいかなと。最近のアラフィフ、アラカン。若々しい人増えましたよね。それに対して、昭和のアラフィフ代表イメージは『サザエさん』の磯野フネさん。アニメ版だと52歳なんですよね。筆者と同じ年ですが、ビックリ。全然同じ年とは思えません。自分の親くらいに見えてしまう。今の感覚で見ると、フネさん70歳って言われても「そうかも」と思うのではないでしょうか。
これから先も、まだまだ若々しく生きる期間は延長していくと予想されます。老化についての研究や商品開発が進みますから。「老後なんて、どうせ体力も気力もないからお金はそんなに使わないだろう」と思っていたら、予算ぜんぜん足りないですよ。

私たちは本当に100年も生きるの?

「皆が100歳以上まで生きるわけではないでしょう?」
「あるかないか、確率の低いことの為に対処したくない」

そんな声もありそうです。実際にはどうでしょうか?

2020年に日本の100歳以上人口は8万人を超えました。
国連の推計によれば、2050年までに日本の100歳以上人口は100万人を突破する見込みです。
おおよそ、寿命が2年ごとに平均2ー3年のペースで上昇しているそうです。早っ。
このデータによると、いま50歳未満の日本人は100年以上生きる時代を過ごす可能性が高いということです。
さらに、日本では2007年生まれの子どもの半数が、107歳まで生きうるとも書かれています。

次世代の子たちの課題を、今の大人たちが一緒に考えていくことは、先人として当然なのではないかな…。と思うので。自分の世代は関係ないと思わず、社会全体でヒトは100歳以上まで生きるとして社会の課題解決や人生設計、ビジネス設計を行って、次世代の人たちが将来的に生きやすい社会ができあがっているのが理想でしょう。

3ステージからマルチステージへ

20世紀…昭和生まれの人の人生設計は、
『学校で学び、仕事をして、リタイアして余生を楽しむ』というのが基本イメージだったとお話しました。
この、親世代のイメージを強く持っている40代の人が、なにも対応せずにこの3ステージで人生設計し続けたらどうなるのかを見ていきましょう。

50歳→持っているスキルが時代遅れになる。職場で閑職に追いやられる。または、業種そのものが失くなる。人並みに貯蓄はしてきたつもりだったが、100歳までとなると65歳で引退するには蓄えが全然足りない。
60歳→引退後、最終所得の50%の生活資金を確保できる貯蓄がない。公的年金は削減される。受給開始年齢も70歳まで引き上がる可能性大。スキルはすでに衰えているから、再就職するにしても低賃金の職に就かざるをえなくなる。
70歳→定年が70歳まで引き上げになったとして、フルタイムの会社員を続けたとしても引退することに。物価高や税金の負担は重く、かなり節約を強いられ不自由な生活をする羽目に。

これはあくまでも、
『何も対処しなかった場合』ですから、あまり怖がったり悲嘆しないでくださいね。もう知っているのですから対応すればいいだけのことなのです。

『学校で学び、仕事をして、リタイアして余生を楽しむ』という3ステージではなく、『生涯学び、生涯働き、生涯楽しむ』マルチステージの時代は、とにかく選択肢が多様化します。よく言えば、誰もが自由に自己表現して好きな選択肢を選べる時代。けれどその代わりに、周りを見て真似しても上手くいくとは限らない、正解探しをしているだけの人には厳しい時代とも言えます。

さらに、働く期間が長期化しますから、「どう生きたいのか?」を5年、10年、20年と長期に見据えて計画的に生きる必要があります。そして、何よりも…。生涯学習するにも生涯楽しむにも、お金が必要です。単純に節約・切り詰めだけでは100年を乗り切ることはちょっと難しいし楽しくもないでしょうね。

でも、どうすれば…?

ここでようやく、そもそものテーマである『起業・副業が人生100年時代に大切な理由。』に入っていきます。

※リンダ・グラットン氏が起業を勧めている訳ではありません。
ここからは、本の内容を踏まえてのオリジナル記事になります。

起業・副業が人生100年時代に大切な理由。

100年時代は起業がおすすめです。メイン収入でなくても、起業は、人と繋がる、自分の才能・価値を活かす、誰かに喜ばれる…長い人生に必要なスキルが沢山身につけながら収入が作れますから。
『変化を経験する機会が増えるため、選択肢をもっておくことの価値が増す』と説明しましたが、その『選択肢のひとつ』は『起業』です。

  • 自分の才能が活かせる
  • 自分で価値を決められる
  • 働く時間や場所、量を自分で選べる
  • 定年退職がない
  • 成長し続けるチャンスがいっぱい
  • 『幸せな』お金持ちになるチャンス!

人生100年時代の課題が起業家なら解決するのです。

70代、さらには80代まで働かなくてはならない
70代、80代でも才能が活かせるから働くのが楽しい

新しい職種が登場し、手持ちのスキルだけでは生き残れない
新しい職種が登場しても、商品作り・ライティング・マーケティングができる起業家なら、自分で仕事を生み出せるから困らない。

教育→仕事→引退という3ステージの人生が崩壊する
起業家は、100年時代とか言われる以前から『生涯学習・生涯現役・仕事も余暇も楽しむ』スタイルの人は大勢います。

変化を経験する機会が増えるため、選択肢をもっておくことの価値が増す
変化を経験する機会が増えても、成長のチャンス!と前向きにとらえられるのが起業家。

子育て後の人生が長くなることで、家庭と仕事の関係が変わる
育児や介護など家庭の事情に合わせて仕事を調節できる。また、パートナーと起業に取り組む時期をずらすことで、安定した収入を持ちながらチャレンジしていける。

老いて生きる期間ではなく、若々しく生きる期間が長くなる
自分のアイデアを形にして人を喜ばせ、お金も生み出せているから、長生きも怖くない。むしろ楽しみ

ざっくり説明すると、そんな感じです。

なにも、『起業』といっても、何千万円も用意していきなり株式会社を設立するとか、
何百万円もかけてサロンを作り運営するとか、そうした大きなリスクを背負わなくてOK。

また別な機会に説明しますが、今日のような『限界費用ゼロ』社会では、オンラインをうまく使うことで
モノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)を限りなくゼロに近づけられます。
多額の資金投資やえんえんと固定費がかさむサロンや店舗、商品を持たなくても起業することが可能です。

…おそらく、そのように説明されてもピンとこない方もあると思いますので、ちょっと例を出そうと思います。

先日新聞を見ていたら、『最近の音楽グループはCDを一枚も発売せずに世界的なヒットを出すケースもある』という記事が出ていました。90年代後半は、CD全盛期。人気上位のアーティストなら年間100万枚シングルCDを販売していました。

一枚1000円のCD作るのにコストは約120円。

100万枚以上CDを販売するということは、100万枚以上CDを用意するということ。

120円×100万=1億2千万円。

つまり、90年代後半の頃のアーティストは、1億2千万円以上の軍資金がないとそもそもCDが販売できないため、ミリオンセラーも出せなかったのです。

1億2千万!!

ですから、待遇イマイチでも大手音楽事務所に所属することが売れる大前提だったのですね。
ここからが、限界費用ゼロ社会である現代の話になります。優れたアイデアがあれば、その後はコピーを通じてサービスがほぼ無限大に広げられる。

生産を1単位増やすのに必要なコストのことを『限界費用』といいます。

この限界費用がかからないのがデジタル経済のすごいところ。
先程の音楽アーティスト。90年代と違って、今ではSNSでバズればCDなんて一枚もなくても一本の無料動画でも世界中に知れ渡れます。量産コストもゼロなら、流通価格もほとんどゼロ。消費者のお得感もUPするから、より気軽に聴いてもらえます。

昔は1億2千万円を先に用意するのが前提だったのに、
今はよいデジタル商品さえあればビジネスが成り立つわけです。

なんとなくイメージできましたか?
店舗がいらない、固定電話もいらない、商品の在庫を生み出す資金もいらない。在庫を置いておく倉庫もいらない。店舗も倉庫もないから、従業員もいらない。どれも不要なら、コストかからない、すごいね!

すごくザックリですが、今はそんな感じのイメージでOKです。

 

続く。
Coming soon…

限界費用ゼロ的ビジネスを育てる3つの秘訣

 

才能を使う
メンターを持つ
時間とお金を賢く使う
お金だけが資産じゃない

 

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